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お知らせクラブ活動

2019年02月17日

情報クラブ マラウイ共和国より遠隔授業

2月14日(木)

現在、マラウイ共和国で国際貢献活動をされている樋口さんとテレビ会議交流システムを使用し、遠隔授業を行いました。

日本は夕方4時半、ジブチ共和国は午前9時半でした。時差は7時間です。

樋口さんはJICA(海外青年協力隊)隊員で、マラウイ共和国内で看護師として多方面に活動をされています。

事前に、樋口さんがマラウイ共和国で撮影された動画を送信して頂き、部員達が観賞しました。
樋口さんの看護師としての活動、衛生の大切さを村民に歌で教えたり、栄養のある食事指導、小学校の授業(1クラス100人で、床に座って勉強している様子)、ペットボトル の蓋に穴を通し紐で結んだ手作り教材で数を学習する様子、子ども達が裸足で遊ぶ様子など、現地の生活がとてもよく分かる素晴らしい動画でした。
 

テレビ会議では、マラウイ共和国の場所、国土の4分の1が湖、世界最貧国の1つ、マラウイの生活の様子、水道・電気・トイレが全て電気もなく設備もなく「自給自足の自然と共存した生活」である事。十分なライフラインが供給されてなく、国民の殆どが農業従事者で、現金収入の仕事が少ない事、主食、料理など、写真を多数活用したパワーポイントにて、とても丁寧に笑顔で教えて頂きました。
マラウイには、インターネット回線が使用できる場所が少なく、わざわざ当校部員達のためネットが使用できる場所へ移動して遠隔授業を行ってくださいました。
マラウイの国の人も会議に少し参加して頂き、直接声を交わすことができました。出来たてのシマ(主食)も見せて頂きました。
 

“The warm heart of Africa”

生徒達からは高校・部活紹介。プレゼン後、マラウイ共和国に関する質問にも丁寧に答えていただきました。
質問の回答の中で、電気供給が不安定なマラウイでは停電時に星空がとても綺麗なことを教えて頂きました。

 

これからも世界へ目を向けたテレビ会議交流遠隔授業を本校生徒たちの未来を考え、推進し継続していきたいです。

 

生徒達の感想

・マラウイも初めて聞いた国の名前で、貧民国であることや電波が日本のようにどこにでもあるわけではないこと、高校に入れる子どもは10人中1人しかいないなどの、学力よりもお金が無いことなどの大変さを知ることができました。また12月?5月に起こる雨季になると作 物がよく育ち、景色が緑一面でとても綺麗であるという聞き、その光景を見てみたいと思いました。しかし乾季になると、干ばつや砂埃が起こって、雨季とはとても正反対な環境になってしまうのは、通常の環境よりもとても大変そうだと思いました。
樋口さんが言っていた、「裕福度と幸福度は比例しない、だから貧民国はかわいそうな国ではない」という言葉に、納得させられました。マラウイの人たちはとても優しそうで、アフリカは温かい心を持っている人たちが沢山いるんだな、と今回のお話で学ぶことができました。

 

・マラウイは最貧国の一つでも、みんなの様子はすごく明るくて素敵なところだと思いました。最貧国だからこそ、分かち合う心があるんだなと思いました。

 

・マラウイの人々は1日約110円で生活していると聞いて驚きました。それと、トウモロコシが白色な事にも驚きました。動画で見た時最初はそういう食べ物かと思いました。

あと夜は周りが見えないほど暗いというのが少し怖いなと思いましたが、星がもの凄く綺麗というのを聞いて、見てみたいと思いました。少しテンションがあがりました。またテレビ会議に参加したいです♪

 

・今日樋口さんの話を聞いて国の人々の幸福は貧富の差なんかではなく人の温かさや優しさが大事なんだと改めて学ぶことが出来ました。マラウイの医療事情を調べてみると、マラウイではマラリアや感染症にかかることが多いのに対して医療施設や医師の数が少なく病気の専門的な治療を受けれ ないことが多いことがわかりました。日本とは違う、マラウイの医療問題を知ることができて、いい機会になりました。

 

・今日マラウイとテレビ会議をして最後に質問する時に、乾季のことを聞いた時雨季と乾季は、そんなにも違うんだなと思った。

 

・私が1番驚いたのはマラウイのトウモロコシが白色なことです。そのトウモロコシで作ったマラウイで有名な食べ物をシマを、わざわざ頼んで見せて頂いたり、実際、現地の人に話しかけたり、とてもいい経験が出来たと思いました。

 

・今日はマラウイとテレビ会議するのは初めてだったので良い経験になりました。マラウイは星が綺麗ですか?と質問した時に、樋口さんが天の川がとても綺麗です!って言 っていて1度見てみたいなと思いました!!

 

・マラウィは貧しい国で色々大変だと思うけど人々は強く生きていて凄いと思いました。自分のお金の使い方を改めて考えようと思いました。もし、マラウィに関係する募金などがあれば参加しようと思いました。

 

(コーディネート 教科「情報」担当 中野)

 


 

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