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2021年10月30日

☆学園祭4日前!!  ファッション,ヘア&メイクショーproject☆

【教育実習生report!!】10月4日(月)~10月29日(金)

昨日までの4週間、本校卒業生の2名の教育実習生が無事実習を終えました。

本日は、ショーに参加するクラスを担当してくれていた、お2人の実習報告をします。

 

[右]澁谷 愛佳さん 【大阪体育大学 体育学部 4回生】 担当クラス:3年4組

 

[左]岩川 凜さん 【桃山学院教育大学 人間教育学部 3回生】 担当クラス:3年5組

最終日、終礼後の写真

 

【質問:教育実習を終えて、今思うことを教えて下さい。】

 

《澁谷》長いようで短い実習期間でした。初めは、学級の生徒たちを観察していると、自分たちのテリトリーに知らない誰かが足を踏み入れてきたように警戒されていました。そんなに私に興味を示してくれないのならば、どうやっても距離を縮めることが出来ないと思っていました。しかし、徐々に生徒との距離を縮めることで優しく学級に迎えてくれました。私以上に私のことを生徒達は見ているのだなと感じた部分でした。また職員室では先生方の忙しさが垣間見えました。常にバタバタしており、職員室中では常に生徒の様子の話が飛び交っていてびっくりしました。そんな中、実習をさせていただいたことに大変感謝しております。ありがとうございました。

朝礼中の風景

 

《岩川》教育実習を終えて、生徒の力はすごいなと思いました。教育実習は出来ないことばかりでしんどかったのですが、生徒が声をかけてくれることで、「よし、頑張ろう」って何回も思いました。生徒に助けられた部分はすごく大きかったです。また、教師は人と関わるからしんどい・難しいっていうのは分かっていたことですが、実際に行って思っていた倍以上にしんどいし難しかったです。教育実習を終えて「必ず教師になりたい」と強く思いました。その為に自分に足りない所、伸ばさないといけない所を残りの大学生活に繋げていきたいと思います。

LHR中の風景

 

【質問:生徒として見えていた部分と教員の立場として見えた部分の違いはありましたか。】

 

《澁谷》生徒の立場から見ていた教師像は、人間を育てるという大切な仕事のため完璧な人間でないといけないと思っていました。しかし、教員と同じ立場から先生方を観察していると、教員も人間だなと思うことがいくつかありました。それぞれの長所・短所があり、それを香ヶ丘リベルテ高等学校の先生方は、一つのチームとして動いていました。足りないところは互いに補い合い、助け合って、生徒を育てていくという点が教員の立場として見えた点でした。

授業の振り返り中

 

《岩川》生徒の時、教師って絶対大変でしんどいというイメージで、やりがいのある仕事だろうなとずっと思っていました。教員の立場でその楽しい部分がどういう部分だったのか少し分かった気がします。それは全力で生徒の為に汗をかいて動いて、生徒のことを考えて考えて考えることによって、生徒が応えてくれるという点です。成長に繋がった時は嬉しい気持ちにもなりました。でも生徒の為にアプローチをかけ続けることの難しさという所は、先生方は知識、経験であったり生徒理解であったり、たくさんある観点から瞬時に考えて判断していると感じました。

1日の振り返り中

 

【質問:実習に来る前と終わってからの気持ちの変化を教えて下さい。】

 

《澁谷》いくら母校だったとしても、学校内の立場が違うため未知の世界へ足を踏み入れるような感覚でした。その為、実習前は不安な気持ちが大きかったです。しかし、実習を重ねていくうちに「もっとこうしたい」「あれにチャレンジしたい」などの向上心や探究心が湧き出てきました。実習を終えて、まずはほっとした気持ちの反面、まだまだできたことはたくさんあったのではないかと思っています。授業でも、生徒との関わり方に関しても、社会人としても、まだまだ課題が残りますが、次のステージに活かしていきたいと考えています。

保健の授業中風景

 

《岩川》実習に来る前は、教師になりたいという漠然的な目標だったのですが、実習後は「生徒に気を配れる、本気で向き合う、体育を通して運動が苦手でも楽しい」という、主にこの大きな3つの観点を芯として取り組んでいきたいと思いました。何においてもなのですが、特に教師は普段の日常生活がそのまま出ることが分かったので、普段の日常生活から意識改革を行いたいと思いました。

体育の授業中風景

 

【質問:これからのあなたの挑戦を教えて下さい。】

 

《澁谷》私の挑戦は、「嫌なことから目を逸らさない」ことです。まだまだ人間として未熟な為、楽な方向に逃げようとしてしまいますが、そこを自分自身の成長の為に、なんとか踏ん張って日々を過ごしていきたいと思っています。大学生、社会人と人生の階段を登っていくにつれ、私を指導してくれる存在が少なくなっていきます。だからこそ自分に厳しくいたいです。また、周りの方々からのアドバイスを素直に聞き、成長する事に対して貪欲にあり続けたいです。

 

《岩川》大きく2つあります。1つ目は、この4週間で嫌っていうほど自分の欠点が見つかりました。簡単に潰すことは難しいですが、自分の欠点の克服が1つの挑戦になってくるのではないかと思います。2つ目は、勉強です。教師採用試験に向けても、人として成長するためにも自分が出来る事を全力で取り組んで成長に繋げていきたいです。

 

【高校生にメッセージをお願いします。】

 

《澁谷》自分の人生は自分自身のものです。だからこそ、3年間どのように充実させるかはあなた達次第です。毎日をただ時の流れに身を任せて過ごす時間も、毎日目標を持ち一日一日を大切に過ごす時間も同じ3年間です。人生を振り返ったとき、自身で後悔が少しでもないように日々過ごしてほしいです。結果、目の前のことに全力で取り組み失敗してしまったとしても、必ずこの香ヶ丘リベルテ高等学校の先生方が温かいご指導をしてくださいます。また、人生を振り返ったとき笑い話になるでしょう。後悔のないよう、今のその一瞬を大切に過ごしてください。

高校時代の写真(ソフトボール部)

現在、大学時代の写真(ソフトボール部)

 

 

《岩川》みんなに伝えたいことは「1日1日を大切に過ごしてほしい。」ということです。高校生という時間は限られていて、高校生でしかできないこと、学校に通うことも、教室でみんなと勉強することも、体育を一緒に受けることも、たわいのない会話をすることも、3年経てば終わってしまうので、この時間を大切に過ごしてほしいと思います。そして、「失敗しても諦めないこと」です。私も高校生の時に、何回も何回も失敗をしました。失敗をすることが悪いことじゃなくて、失敗した後に、自分がなんで失敗したかを考えて、行動に移すことが大切だと思います。だから失敗して無理だって諦めるのではなく、違う工夫を考えてみて絶対にすぐに諦めないでください。

高校時代の写真(バレーボール部)

現在、大学時代の写真(女子野球部)

 

【質問:どんな学園祭にしてほしいですか?】

 

【2人】楽しい思い出も苦い思い出も全部の想いをひっくるめて、一生の記憶に残る学園祭にして欲しいです。学園祭を通して協調性の大切さを感じて欲しいです。何かクラスで物事を創り上げるためには色んな意見が出てくると思います。しかし、それをみんなで協力し乗り越えていくことで良い作品を創り上げることができると感じました。協調性を学びながら楽しい学園祭にして下さい。学園祭をやって良かったと思えるように最後まで頑張って欲しいです。

3年4・5組集合写真

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