2017年02月28日
平成28年度 表現教育科 卒業式が挙行されました。
平成29年2月28日(火)
表現教育科3期生の卒業式が挙行されました。
3年間の業を終え、友との別れ、学び舎との別れの日を迎えました。
集合時間に教室に行くと、いつもと変わらない教室風景。
いつもと変わらない生徒の笑顔、笑い声が飛び交います。
担任の私も、「今日で終わりなのか?」と感じる程でした。
時間は刻一刻と迫り、いよいよ卒業式の会場へ入ります。
控室の中に入ると、3年生も「卒業」の意味を少しずつ実感してきたのか、担任の話に耳を傾けるその姿も徐々に真剣な表情へと変わっていきました。
開式の時間が近づき、扉の外で一列に並ぶその姿、入学をしてきた時の初々しさとは違い、「大人になったな」と感じさせてくれる落ち着きと凛々しいその姿からは卒業後の安心感を与えてくれる表情でした。
そして、多くのご来賓の皆様、保護者の皆さんに見届けられながら、卒業式がスタートしました。
「卒業証書授与」
この言葉が会場に響いたあと、担任の先生がクラスの生徒の名前を呼び始めます。
1人1人、心を込めて名前を呼ぶと、返ってくる大きな
「はい!」
という返事。
「この子たちの名前を呼ぶことは、これが最後になるのかな・・・。」
担任として、そんな事を思い浮かべていました。
卒業証書を受け取った時、彼女たちはどんなことを考えていたのでしょうか。
校長先生からの式辞では、3年間過ごした学び舎を巣立つ生徒たちへ、惜しみながらの別れの言葉、未来への激励の言葉を伝え、ご来賓の皆様より、花束やはなむけのお言葉を頂きました。
いよいよ式も終盤となり、在校生を代表して生徒会会長より先輩へ「送辞」が延べられました。
送辞では、2年間学校生活だけでなく行事、部活動、様々な場面を通してお世話になった先輩への感謝が綴られ、先輩に追いつきそして追い越せる存在になるように、そして先輩の意志を守り発展させていけるように・・・。そんな思いのこもった送辞でした。
卒業生、最後の言葉 「答辞」
約2か月の時間を費やし、完成させた最後の言葉です。
3年間の軌跡を存分に語ってくれました。出てくる言葉すべてに心があり、込み上げてくる気持ちを抑えることができず、多くの生徒の目から涙がこぼれ落ちました。その言葉を聴いている保護者の皆さん、そして私たち教員の心にも染み渡るものであったと思います。
卒業生の目からあふれる涙には、別れを惜しむ気持ちとともに、たくさんの思い出が回想されたのではないでしょうか。
高校での学びが次への礎となり、卒業生の未来に大きな花が咲きますように。
教員一同、応援しています!
そして心から
「卒業、おめでとう!!」